TOPへ

ブログ

コーヒーはいつ飲むのが効果的?

朝、目を覚ますと「まずコーヒー」という方は多いと思います。
いわゆる“モーニングコーヒー”は気分も上がりますよね。

ただ最近は、朝のコーヒーは 起床直後ではなく「起床から90分後くらい」 が合いやすい、という考え方も広がっています。

このコラムでは、コーヒーを飲むタイミングを、できるだけわかりやすく整理します。

 

結論:朝のコーヒーは「起床90分後+食後」が目安

最初にポイントだけまとめます。

  • 朝のコーヒーは 起床後すぐより、約90分後 が目安
  • さらに 空腹ではなく食後 だと、胃への負担を減らしやすい
  • 出勤して仕事前に1杯、はこの条件に当てはまりやすい

「絶対に90分きっちり」ではありません。
起床後しばらく経って、体が目覚めてから” がポイントです。

なぜ「起床直後」を避けると言われるの?

朝の体は、自然に目覚めるためのホルモン(代表例がコルチゾール)が動き始めます。

コルチゾールは、ざっくり言うと

  • 覚醒(目を覚ます)
  • 活動モードへ切り替える
  • 体の緊張を少し上げる

といった役割を担います。

ここで起床直後にカフェインを入れると、
カフェインの刺激で一気にテンションが上がるぶん、体が本来出そうとしている覚醒の流れ(コルチゾールのリズム)を“前倒しで上書きする” 形になりやすい、と言われます。

その結果として、体感ベースでは

  • 「コーヒーがないと朝が始まらない」感が強くなる
  • 午前の集中が波打つ
  • 追加のカフェインが増えやすい

などにつながることがあります(※個人差があります)。

 

「起床90分後」にすると何が良い?

起床後しばらく経つと、体の覚醒スイッチが入り、朝のリズムが整ってきます。
そのタイミングでコーヒーを入れると、

  • 眠気を取りやすい(上乗せ効果が出やすい)
  • 反動のだるさが出にくいと感じる人がいる
  • “必要以上に”飲み足さなくて済むことがある

といったメリットが期待できます。

 

さらにおすすめは「食後」:胃の負担と体調ブレを減らす

朝の空腹時は、胃が敏感になっている人が少なくありません。
空腹でコーヒーを飲むと、

  • 胃がムカムカする
  • 胃痛・胸やけが出る
  • 不安感が増す(動悸っぽさを感じる)

という方もいます。

そういうタイプの方は、朝コーヒーの基本を

 

「食後」+「起床90分後」

にしておくと、体調が安定しやすいことがあります。

生活に落とし込む:おすすめの“現実的な”飲み方

・パターン1:出勤して仕事前に1杯(おすすめ)

起床 → 身支度 → 通勤 → 仕事前に1杯
この流れは、自然と 起床90分前後 になりやすく、条件に合いやすい飲み方です。

 

・パターン2:起床直後に飲みたくなる人(よくある)

いきなり我慢しなくても大丈夫です。
まずは次の順番に変えてみてください。

  • 起床 → 水分(白湯や水)
  • 朝食(軽くでOK)
  • 起床から1時間〜1時間半くらいでコーヒー

「起床直後の1杯」をやめるのが難しい方は、
まず 量を減らす/薄める からでも十分です。

 

・パターン3:午前中に2杯目が欲しくなる人

2杯目が増える方は、1杯目が早すぎることがあります。
まずは1杯目を後ろにずらすと、2杯目が自然に減ることがあります。

逆に避けたいタイミング(当てはまる人は要注意)

次に当てはまる場合、コーヒーの時間帯や量を調整すると楽になることがあります。

  • 空腹で飲むと胃が荒れる
  • コーヒーで不安・焦り・イライラが増える
  • 動悸が出やすい
  • 夕方以降に飲むと寝つきが悪くなる
  • 夜中に目が覚めやすい

「コーヒーが悪い」というより、体質とタイミングの相性が大きいです。

体調に合わせて調整したい人へ(受診相談の目安)

以下が強い場合は、カフェイン量の調整や、別の要因(睡眠・ストレス・自律神経・不安症状など)も含めて点検すると改善することがあります。

  • 動悸、息苦しさ
  • パニックっぽい症状
  • 不眠(入眠困難・中途覚醒)
  • 胃痛、胸やけ
  • 震え、落ち着かなさ

カフェインの影響は「気合い」では解決しづらいことが多く、
量と時間の設計が近道になることがあります。

 

よくある質問(FAQ)

Q1. 90分きっちり守らないとダメ?

いいえ。目安です。
起床直後を避けて、体が起きてからを意識できれば十分です。

Q2. 朝食を食べない派はどうしたらいい?

空腹で不調が出る方は、
バナナ・ヨーグルト・スープなど、少量でも食後に近づけるのがおすすめです。

Q3. デカフェなら起床直後でもいい?

カフェイン由来の刺激は減りますが、
胃への刺激や習慣化の問題は残ることがあります。
「体が起きてから」「食後」を基本にすると安定しやすいです。

Q4. エナジードリンクでも同じ?

カフェインだけでなく糖分なども含まれるため、
体調や血糖の揺れが大きくなる方もいます。
日常の“朝の一杯”は、まずコーヒーやお茶での調整が無難です。

まとめ:朝コーヒーは「起床90分後+食後」で整えやすい

  • 朝のコーヒーは、起床直後より 起床90分後くらい が目安
  • できれば 食後 にすると胃の負担が少なくなりやすい
  • 出勤後・仕事前の1杯は、実は理にかなっていることが多い

コーヒーは、飲み方しだいで「集中力の味方」にも「不調の引き金」にもなります。
自分に合うタイミングを、無理なく探していきましょう。