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買い物依存セルフチェック|やめられない原因と対処法・相談の目安|国分寺イーストクリニック

【買い物依存セルフチェック】(まずは1分)
□ 買い物すると、その瞬間だけ気持ちが落ち着く/スッとする
□ 必要ないと分かっているのに、買うのを止められない
□ セール・ポイント・限定に弱く、つい予定外に買う
□ 買った後に、罪悪感・自己嫌悪・後悔が強い
□ クレジットカード(分割/リボ)を使う回数が増えた
□ 明細を見るのが怖くて、見ない/確認を先延ばしにする
□ 家族やパートナーに、金額や購入品を隠す(嘘をつく)ことがある
□ 部屋に未開封・未使用の物が増えている
□ ストレスが強い日(疲れ・不安・イライラ・寂しさ)ほど買い物が増える
□ 「もうやめよう」と思っても、結局また繰り返す

【目安】
・3個以上当てはまる → 要注意(対策を始めるタイミング)
・5個以上+生活に支障(請求が怖い/借金/隠し買い) → 早めの相談がおすすめです

(※このチェックは診断ではありません。困りごとの整理のための目安です。)

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■ こんなお悩みはありませんか?
・買う前は「必要」と感じるのに、買った後に後悔する
・ストレスがたまると、ネットショッピングが止まらない
・クレジットカードの請求やリボ払いが不安
・家族に言えず、ひとりで抱えている

買い物依存は「意志の弱さ」だけで片づけられないことがあります。
買い物が“気分を整える手段”として定着すると、悪循環に入りやすくなります。

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■ 買い物依存(買い物依存症)とは?
買い物依存とは、
「必要性よりも感情(不安・寂しさ・イライラなど)を優先して購入してしまい、やめたいのに止められない」状態です。

特徴は次の2つです。
・買い物が“気分を楽にする手段”になっている
・やめたい気持ちがあるのに、繰り返してしまう

単なる“浪費”と違い、家計・人間関係・自己評価にまで影響しやすい点が重要です。

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■ よくあるサイン(行動・気持ち)
・買う前:ソワソワする/頭の中が商品でいっぱいになる
・買った直後:高揚感、安心感、スッキリ感
・後から:後悔、罪悪感、自己嫌悪、焦り
・さらに:そのつらさを消すためにまた買いたくなる

この流れが続くと、「買う→落ち込む→買う」が強化されやすくなります。

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■ なぜ止められなくなる?(悪循環のしくみ)
1)不安・疲れ・孤独・イライラなどが高まる
2)買い物で一時的に落ち着く/高揚する
3)その後、罪悪感や焦りが強くなる
4)そのつらさを消すためにまた買いたくなる

大切なのは、「買うこと」だけでなく、
その前後にある“気持ちの動き”に気づくことです。

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■ 背景にあること(悪化しやすい条件)
買い物依存の背景には、次のような要素が関係することがあります。
・ストレスや不安が強い
・落ち込みが続いている
・睡眠不足や疲労がある(判断力が落ちる)
・衝動性が強い(思いつきが行動になりやすい)
・気分の波が大きい時期がある

「買い物だけ我慢する」よりも、
背景も含めて整える方が改善につながりやすいケースがあります。

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■ 今日からできる対処法(まずはここから)
【1】衝動が来るパターンをメモする
・いつ:夜/仕事後/休日/給料日後
・どこで:SNS/ECサイト/ショッピングモール
・どんな気分:疲れ、イライラ、寂しさ、不安
→ パターンが見えると対策が立てやすくなります。

【2】「24時間ルール」で即決をやめる
・欲しい物はカートに入れて終了
・翌日もう一度確認してから判断
→ 衝動のピークをやり過ごすのが目的です。

【3】“買える状態”を減らす(意志より効きます)
・ECサイトのカード情報を削除
・アプリを削除/ログアウト
・クレジットカードを持ち歩かない
・分割/リボの利用を見直す(できる範囲で)

【4】通知・広告・SNSを遮断する
・セール通知をOFF
・おすすめ広告が強いSNSの利用時間を制限
→ 「きっかけ(刺激)」が減るほど楽になります。

【5】代替行動を“先に決めておく”
衝動が来たら、まずこれ。
・温かい飲み物
・5分だけ散歩
・シャワー
・ストレッチ
・誰かに短い連絡をする
→ 「買う以外の落ち着き方」を増やすイメージです。

【6】家計の見える化は“小さく”でOK
・まずは固定費だけ把握
・次に買い物カテゴリだけ記録
・週1回だけ見直す
→ 完璧を目指すほど続きません。小さく継続が勝ちです。

【7】自分を責める言葉を減らす
「またやった。最悪」だと、つらさが増えて次の衝動につながります。
代わりに、
「今はストレスが強いサイン」
「次に同じ場面が来たら何を変える?」
と、対策に意識を向けてください。

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■ 相談の目安(受診を検討したいサイン)
次のいずれかがある場合は、早めの相談が役立つことがあります。
・借金、リボ払い、生活費不足など金銭トラブルがある
・隠し買い、嘘、家庭内トラブルが増えている
・買い物後の落ち込み、不安、自己嫌悪が強い
・不眠が続く/気分の波が大きい
・「止めたいのに止まらない」が数か月以上続いている

「どのくらい困っているか」を言葉にするだけでも、次の一手が見えやすくなります。

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■ よくある質問(FAQ)
Q. 買い物依存は治りますか?
A. 改善は十分に可能です。衝動の仕組みを理解し、環境調整とストレス対処をセットで進めることがポイントです。

Q. 家族はどう関わると良いですか?
A. 責めるより、「事実の確認(請求・予算)」「買える状態を減らす仕組み(カード情報削除・通知OFFなど)」が有効なことが多いです。

Q. ネットショッピングだけ止められません。
A. 通知・アプリ・カード情報が揃っていると衝動が即購入につながります。“買える状態”を崩す(カード情報削除、ログアウト、通知OFF)ところから始めてください。

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■ まとめ
・買い物依存は、感情を整えるための買い物が習慣化して止めにくくなる状態です
・セルフチェックで当てはまる項目が多いほど、早めの対策が効果的です
・「24時間ルール」「カード情報削除」「通知OFF」など、意志より“仕組み”が助けになります
・金銭トラブルや隠し買い、強い落ち込みがある場合は、専門家への相談を検討しましょう

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